2021-01-01から1年間の記事一覧
突然20年前に異世界大陸がやってきた日本での、警察官たちの活躍のお話です。 日本(いわゆるコメ)の上に異世界を乗せた、丼物的な物語は、とっても大好物です。 https://ncode.syosetu.com/n9853gh/(←作品へのリンク)
超有名作家ドストエフスキー作品についての考察を語るお話です。 読み込み方がとんでもなく深く、次にドストエフスキー作品を再読するときは、これまでと全く違う視点、解釈で楽しめそうです。 ドストエフスキー (講談社文芸文庫) 作者:山城むつみ 発売日: 2…
寿退社した日に婚約破棄された元女性編集者が、半年以内に結婚を条件に復職するお話です。 残念な性格の男性編集長から繰り出される、デザイン業界の偉人の名言がとってもためになります。あと、ガネーシャ様もちょっと出てきます。 サバイバル・ウェディン…
あらゆる行動が、デジタルで記録管理されつつある今って何なのかってお話です。 「日本人目線」で書いてくれているので、本当は超難しい技術の話でも、わかった気がしちゃいます。 アルゴリズム フェアネス もっと自由に生きるために、ぼくたちが知るべきこ…
超兵器でやりたい放題の宇宙海賊に立ち向かう、若きパトロール隊船長さんのお話です。 未知の「レンズ」の力を授かり、悪をやっつける痛快な宇宙活劇で、ガンガン読み進んじゃいます。 銀河パトロール隊 レンズマン・シリーズ 作者:E・E スミス 発売日: 20…
社史(社長の立志伝)を執筆させられることになった男性が、自社の主力栄養剤の成分偽装疑惑に巻き込まれるお話です。 ワンマン社長の体制と、上層部の派閥争いに明け暮れている姿をみていると、結局会社ってなんだったっけ?って思っちゃいます。 風紋 (光…
カトリックとプロテスタントが対立する16世紀フランスで王女になった、美しい女性のお話です。 王様のカーチャンが、強烈な手段で次々と物語をひっくり返してくれるおかげで、場面展開が早く、どんどん読み進められちゃいます。 王妃マルゴ〈上〉 (河出文庫)…
人妻と同棲して酒におぼれてる男性が、それに我慢できない動物学者と決闘するはめになってしまうお話です。 自分が 世間の役になっていないって感じるのは、結構キツイく、投げやりになってしまいます。 決闘 作者:アントン チェーホフ 発売日: 2012/09/14 …
強者である魔族を使役することで栄華を極めた王国で、不思議な塔に閉じ込められた少女と出会った少年の冒険のお話です。 仲間たちのきずなは強く、悪役さんたちはしっかり悪い。超王道ファンタジーです。 青の王 ナルマーン年代記 作者:廣嶋 玲子 発売日: 20…
おデブで人を疑うことを知らない女性が、濡れ衣を着せられて後宮を追放されますが、本人と知られぬまま強制的に戻されたしまうお話です。 この作者さんは、本作以外も、明るく前向きな物語を書いてくれているので、定期的に読み返してしまう魅力があります。…
18世紀のヨーロッパ各地の宮廷で、浮名を流した作者さんがまだ若かりし頃のお話です。 様々な国で出会った女性たちと恋をして、賭博して、余った時間にお仕事って感じの充実人生が語られています。 カザノヴァ回想録(第一巻) 作者:カザノヴァ 発売日: 2015…
貧困、暴力、クスリ等々、問題を抱えていた大阪市西成区の改革プロジェクトに、大阪市の特別顧問として参加した、経済学者さんのお話です。 地域住民たちの声を聴いて、縦割りで超面倒くさいことを言う行政を動かしていく姿は、無敵の魔王城を目指す勇者のよ…
自分から、周りの人々に「いい影響」を与えるヒントを、経験豊富なトップコンサルタント&大学教授さんが教えてくれるお話です。 自分と周りの人たちの人生をちょっと良い方向に変えられちゃうんじゃないかって期待が持てる、明日の元気をもらえました。 ポ…
老若男女それぞれの「恋のかたち」+サボテン豆知識が語られるお話です。 「じんわり、ほっこり」な9編の短編が、それぞれ、ちょっとだけつながっていくので、読み進むのが楽しくて仕方なくなっちゃいます。 ボーイミーツガールの極端なもの 作者:山崎ナオ…
人間文明の終焉後の世界で、都市を守り続ける少女型アンドロイドと、地下でひっそりと暮らしていた幼い兄妹が出会うお話です。 とっても機転が利くお兄ちゃんが、人知れず奮闘する戦いに、手に汗握っちゃいます。 ラストオーダー1 ひとりぼっちの百年戦争 …
限られた時間の中で、いかに成果を出していくか学ぶ研修のお話です。 年始ですから、 これまで日々積み重ねてきた、自分自身の無駄な行動を反省して、時間管理上手を目指します! 実践! タイムマネジメント研修: より少ない時間で、より高い成果を出すため…
神楽坂にある囲碁サロン「らんか」で、囲碁の世界に踏み込んだ男性会社員さんのお話です。 これまでも、トンデモ展開にツッコミを入れながら楽しんできましたが、さすがの最終巻だけあって、ぶっ飛びかたも半端ないので、あっという間に読み切ってしまいまし…