ミヅキの超短読書感想文

読んだ本についての超短い感想文です。

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

数の女王 – 川添愛

母である女王から、使用人のような扱いを受けている王女様が、色々な困難に挑むお話です。 素数なバトルが売り物と思いきや、王女様の成長と注意深さにハットされるんです。 数の女王 作者:川添愛 東京書籍 Amazon

超訳 モンテーニュ 中庸の教え – 大竹稽

16世紀フランスのモンテーニュが、生きていく上でのヒントを記した「エセー」を、とってもわかりやすく訳してくれているお話です。 読み進めるごとにいい感じに肩の力が抜けてきて、ちょっとお疲れなときにのんびり読むのに最適です。 超訳 モンテーニュ 中…

未成年 – ドストエフスキー

貴族と農奴の間に生まれたロシアの青年が、昔のやんちゃ話を語るお話です。。 上巻は賭博におぼれるどうしようもない若者の解説ですが、下巻に入ると登場人物たちそれぞれの思惑し行動するドタバタ劇に変容します。 未成年(上) (新潮文庫) 作者:ドストエフ…

現代思想のパフォーマンス – 難波江 和英、内田 樹

「現代思想」を現実世界がどう使われているか、そして、どう使うかの指南を記しているお話です。 「不思議の国のアリス」や映画「エイリアン」を使った解説で、我々普通の人でもなんか使えそうな気分になってきます。 現代思想のパフォーマンス (光文社新書)…