ミヅキの超短読書感想文

読んだ本についての超短い感想文です。

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

人魚の眠る家 ー 東野圭吾

プールでの事故で、娘さんが脳死状態になってしまった家族のお話です。 その時決めなきゃいけない、脳死判定するかしないか。 そもそも、「脳死」が何なのか、まったく知らないことに気づきました。

クラインの壺 ー 岡嶋二人

超進化したバーチャルリアリティゲームのテスターのバイトを始めた、男性のお話です。 誰かが作った仮想現実世界で、これまでに経験したことがない新しい体験をできる。。。 そう考えると、「読書」って形で、すでに手に入れていているのかも知れません。

ある愛の詩 ー 新堂冬樹

声楽家の女性が、イルカと友達な青年と出会っちゃうお話です。 与えられていることに気付かない人と、与えることしかできない人。。。みんな不器用ですが、良いです。

若きウェルテルの悩み ー ゲーテ/井上正蔵訳

若きウェルテルが、実らない恋に悩みます。 女は夢で満足できるけど、男はどうしても現実を手にしたくなっちゃうってことのようです。

少し変わった子あります ー 森 博嗣

大学教授が、少し変わった女性と一緒に食事ができるサービスを提供する、名前が無い料亭で、会話をしながらご飯を食べるお話です。 食べる時の所作は、今後気を付けてみようかなという気持ちになります。

魔の山 ートーマス・マン

ハンブルクの青年が、山の上にあるサナタリウム(療養所)で、友人、医師、他の患者さんたちとのやりとりするお話です。 患者さん内で、カードや切手収集とかブームが訪れ、すぐに別に移っていくのは、学校のあるあるにも通じます。

俺の死亡フラグが留まるところを知らない - 泉

ゲームの悪役に転生した男性が、主人公にやられちゃう未来をどうにか変えようと奮闘するのお話です。(作品へのリンク) シナリオ(特に)、文章の使い方、勘違いの入れっぷりが絶妙で、「今の流行り」ってラノベです。 ずっと更新止まっていましたが、突然…

終戦のローレライ ー 福井晴敏

第2次世界大戦終戦直前の潜水艦バトルのお話です。 海の中での戦いは、我慢比べと知恵比べで、それに少しの運を掛け合わせた結果、勝敗が決まってしまうようです。