ミヅキの超短読書感想文

読んだ本についての超短い感想文です。

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

カストロの尼 – スタンダール

16世紀のイタリアで、絶世の美女と、女性の父親にやとわれた傭兵の若者が恋をするお話です。 修道院に入れられた女性を強奪しようとしたり、色々と手を尽くしますが、なかなか成就できない恋物語です。 カストロの尼 作者:スタンダール 発売日: 2015/03/04 …

ギスギスした毎日に疲れ果てた勇者、週末は異世界「ニッポン」でまったり飲んだくれるのだけが楽しみです ~たまの休日くらい、独りで羽根を伸ばさせろ!ー山崎 響

神の恩恵で、週1日だけニッポンで1マンエン分、憂さ晴らしする、異世界勇者のお話です。 飲み始めは孤独のグルメしますが、周りの酔っぱらいたちと盛り上がっちゃいます。 今、Web小説で、一番更新を楽しみにしています。(全30話で完結しました。作者さ…

ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~ – 三上 延

本について話をするときだけ饒舌になる、若いコミュ障女店長さんの古書店に勤務する、男性のお話です。 店長さんの豊富すぎる本の知識で、謎を解いていきますが、店員さんの元カノの登場で、ちょっとラブコメが始まるかも?って感じです。 ビブリア古書堂の…

餓狼伝 : I~II – 夢枕 獏

昔敗れたプロレスラーに勝つために、鍛えまくる男性のお話です。 関節を決めたら折にいくガチンコ格闘で、熱くなってしまいます。 餓狼伝 : I (双葉文庫) 作者:夢枕 獏 発売日: 2012/09/07 メディア: Kindle版 餓狼伝 : II (双葉文庫) 作者:夢枕獏 発売日:…

爛柯の宴(第六局) – 松井 琢磨

受注を巡っての囲碁対決後が終わった後、燃え尽き症候群になった男性のお話です。 これまでは、ひたすら囲碁に取り組んでいましたが、急に鈍感系主人公ラブコメ始まっちゃいます。 爛柯の宴(第六局) 作者:松井 琢磨 発売日: 2020/04/22 メディア: Kindle版

ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~

極度の人見知りで、足の骨折のため入院中の女性が店長の古書店に、務めることになった男性のお話です。 名著にまつわる事件を、男性が足で稼ぎ、店長がびしっと推理していきます。かなりやさしい世界です。 ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人…

爛柯の宴(第五局) – 松井 琢磨

仕事の発注先を巡っての囲碁対決のため、チームメンバーを探し、実力アップに奔走する男性のお話です。 最後に残っていたものが囲碁だったり、過去引っ掛かり続けていたのが囲碁だったり、それぞれ抱えたままに対戦に挑みます。 爛柯の宴(第五局) 作者:松…

すばらしい新世界 – オールダス・ハックスリー

西暦2540年、人間が工場生産されて、不満のない世界で、人間から生まれた異端児の男性のお話です。 みんなが幸せってのは、良いことのようですが、人々の歩みが止まっていることなので、とっても不幸かも知れません。 すばらしい新世界 作者:オールダス・ハ…