ミヅキの超短読書感想文

読んだ本についての超短い感想文です。

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

愛がなんだ – 角田 光代

「片思いの男性」ファーストなOLさんのお話です。 一生懸命のベクトルを間違えたまま「愛」が突き進むと、サスペンス劇場的展開になっちゃいますよね。 愛がなんだ (角川文庫) 作者:角田 光代 発売日: 2012/10/01 メディア: Kindle版

教えない授業――美術館発、「正解のない問い」に挑む力の育て方 - 鈴木有紀

絵画鑑賞を通した、「主体的に学ぶ力」をつける方法を解説してもらえるお話です。 子供たちとの対話を例に、テクニックだけではなく、こころがけや失敗例も書かれていて、とっても分かりやすかったです。 教えない授業――美術館発、「正解のない問い」に挑む…

敗者たちの季節 - あさのあつこ

夏の甲子園大会の地方大会準優勝チームが、優勝チームの不祥事で繰り上がり出場するお話です。 エース投手だけではなく、相手選手、監督、家族等々、色々なひとたちの甲子園が語られています。 敗者たちの季節 (角川文庫) 作者:あさの あつこ 発売日: 2017/0…

武蔵(一) – 花村萬月

後の剣豪、宮本武蔵の幼少期のお話です。 とっても強くて無自覚モテさんが主人公ではありますが、さえない大人だったり、弱々友人たちがキラッと輝く瞬間に心惹かれます。 武蔵(一) 作者:花村萬月 発売日: 2017/06/02 メディア: Kindle版

探偵はバーにいる – 東直己

北海道ススキノで、便利屋の男性が、殺人事件に巻き込まれるお話です。 「いい人」達に、散々振り回されて、苦労させられまくります。 探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA) 作者:東 直己 発売日: 1995/08/01 メディア: 文庫

夏美のホタル – 森沢 明夫

写真家志望の大学生とその彼女が、たまたま、トイレを借りに訪れた田舎の雑貨屋さん親子と過ごした夏休みのお話です。 いい人達が出ている、ひたすらにいいお話を読んだ結果、家族に「ありがとう」って言ってみようと誓っています。 夏美のホタル (角川文庫)…