ミヅキの超短読書感想文

読んだ本についての超短い感想文です。

もぎりよ今夜も有難う - 片桐はいり

「映画館の出身」と自称する女優さんの映画館の思い出のお話です。

チケットのもぎりかたのこだわりだったり、従業員ならではの映画の楽しみ方を知ることができます。

 

 

時間は存在しない - カルロ・ロヴェッリ (著), 冨永 星 (翻訳)

天才物理学者さんによる、「時間」ってなんだろうってお話です。

難しい話は置いておいて、昔のお昼は、住んでいるところのお日様が上がりきったときだったようなお話で、時間は相対的なんだなぁってわかった気になります。

 

 

「夢をかなえるゾウ」の秘密 エディターズカット版 - フロ−レンス林

ベストセラー「夢をかなえるゾウ」の教えを、「やってみた」お話です。

同じ本を読んでも、結構著者さんとの解釈が違っていて面白く読めました。

 

 

薄桜記 - 五味 康祐

赤穂浪士の裏方上杉家の嫁を貰った丹下典膳と、堀部安兵衛のお話です。

太平時代に生きる、武士っていう矛盾の生き様は、とっても不器用に感じてしまいます。

 

 

薄闇シルエット - 角田 光代

下北沢の小さな古着屋共同経営者37才女性が、家族とか結婚とかの意味を考えるお話です。

みんな必ずとおるであろう、ほかの人とは違う自分らしさって何なんだろうなぁを思い出しちゃいます。

 

 

流浪の月 - 凪良 ゆう

両親と別れ、9才のときに誘拐事件の被害者になった女性のお話です。

世間から張り付けられた「かわいそうな少女」のレッテルは、どうしたら剥がせるのでしょうか?

 

 

高慢と偏見 - オースティン ジェイン

18世紀イギリスの田舎町で、3人娘が婚活するお話です。

性格がまったくちがう娘さんたちが、次々と騒動を巻き起こす様は、TVドラマ「渡鬼」風な面白さです。